B−CULTURE

   心にひびく黒い声。 ”SOUL”

今更ながら(と思うのは私だけ?)日本は少し前からHIPHOP・R&Bブーム!?
音楽を流行りで聴く人の気持ちはわからないから、いつまで続くのか・・とか
ブームが来るだけ良い傾向なのかなぁ・・とか考えてみたけど、本当に行きついたところがココ!というのではなく
いろんなジャンルの音楽が溢れる中で今はココ!みたいな感覚なんでしょーねー。
音楽はあくまで楽しむためのもの!だったら流行りだろうがなんだろうが良いのかな・・? 

ところで、そろそろ本題!!
HIPHOPに強い影響を与えているSOUL。なかでも「70’SOUL」の影響は大きいんです!
HIPHOP・R&Bは「ソウルミュージック」です!だって、そこが原点!
よく「ブラックミュージック」なんて ひとまとめで呼ばれますが、そんな言葉はもともと英語には無く、
誰かが勝手に付けた総称のようです。。。 

R&Bも今はだいぶ言葉の意味が変わってきましたよね・・。
最近の日本ではHIPHOPのリズムを持った、歌モノってとこかな?
Rhythm&Bluseの語源はリズムを強調したブルース。 (そのままなのね・・)
伝統的なブルースに、エレキギター、エレキベース、ドラムスを使い、
ビートが強烈になって新しいタイプに発展したブルースに対して用いられた言葉。
そのR&Bは第二次世界大戦直後に発生し、1940年代〜50年代に最盛期を迎えジャズ・ゴスペル以外の音楽を指したそうです。

そもそもブルースって?というわけで・・・。
Afro‐American(アフリカ系アメリカ人)が奴隷労働の中で、強制労働の過酷さと単調さを、
うめいたり、口ずさんだりする中で生まれ、労働歌として歌われたという。
素朴でゆったりとした短い小節の繰り返しから成るメロディーへとだんだんと形を整え歌われた。
内容はもちろん暗いものが多く、労働の辛さ、愛する人との別離、失業などを唄い込むものだった。

そんな深刻な黒人への人種差別がアメリカ全土であった頃、
奴隷として肉体労働を強いられる事は徐々に無くなってきたものの、
黒人達は慢性的な就職難で働く場もなく、お金はもちろん、食べる物さえ無い貧困状態だったといいます。
黒人である限り、アメリカのどこへ行こうと不平等はつきまとう という厳しい現実・・・・。
そんな時代、才能に溢れ、時間を持て余していた彼らは フライパンや拾ってきた壊れた楽器で
ストリートでリズムを刻み始めたといいます。
楽器になるものが何もない人は教会で覚えたゴスペル音楽やブルースを基本に、自分の声を楽器にして・・・。

そして それは何かの真似ではない、オリジナルな音楽へと成長し、Rhythm&Bluseと呼ばれたが、
ブルースという言葉が彼らの屈辱時代を連想させるために嫌われ、
”魂”あるいは”本質的なもの”を意味する”SOUL”という言葉が使われた。
「音楽は心、魂がこもったものでなければならない」とするところから生まれた呼称とも言われている。
こうして アメリカ在住の黒人から リズム&ブルース→SOULがはじまったのです。

屈辱時代を乗り越え、まだまだ根深い差別の中でも才能を発揮し続ける・・・・そんな彼らの声は心にひびく。

今のHIPHOPで新たにリリースされている曲の中でも たくさんSOULの「ネタ」を使ったものがありますが、ただ「ネタ」として
SOUL・FANKの曲を引っ張り出しているのではなく、それぞれが自分の音として、
でももとの曲を上手く生かしてサンプリングしているのを聞くと、
今のHIPHOP世代がどれだけSOUL世代のアーティスト達をリスペクトしてるかが良くわかりますよね〜。